不動産を現金化する方法は1つではない!売却方法や売却期間などを解説

2024-02-27

不動産を現金化する方法は1つではない!売却方法や売却期間などを解説

この記事のハイライト
●不動産を現金化する方法として仲介・買取・リースバック・リバースモーゲージなどがある
●仲介による売却では平均3〜6か月、買取であれば3日から1週間ほどで不動産を現金化できる
●家を現金化しても住み続けたい場合はリースバックの利用がおすすめ

ライフステージの変化でまとまったお金が必要になり、土地や建物を現金化したいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
不動産を現金化する方法は1つではないため、ご自身の状況や物件に適した方法を選択することが大切です。
そこで今回は、不動産を現金化する方法と必要な期間、現金化したあとも住み続ける方法などを解説します。
墨田区で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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不動産を現金化する方法

不動産を現金化する方法

不動産の現金化と聞いて、多くの方が「仲介による売却」を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、不動産を現金化する方法は仲介による売却だけでなく、買取やリースバックといった選択肢もあります。
まずは不動産を現金化する方法とその特徴、メリットとデメリットを確認しておきましょう。

仲介による売却

不動産を現金化する方法として一般的なのが、仲介による不動産売却です。
仲介とは、不動産会社と媒介契約を結んで売却活動をおこない、買主を探す方法です。
市場価格と同程度の金額で売却できる点がメリットで、相場より高い価格で売れることもあります。
ただし仲介の場合、買主が見つからなければ売却期間が長引き、売れ残ってしまう可能性があります。
不動産売却にかかる期間の目安は3〜6か月程度ですが、不動産によってはそれ以上かかることもあるでしょう。
転勤や子どもの進学に合わせて売却したいなど、現金化を急いでいる場合は別の方法で売却することをおすすめします。

リースバック

リースバックとは、自宅を現金化したあとに賃貸借契約を結ぶことで、同じ家に住み続けられるというサービスです。
売却後も同じ家に住み続けられるため、生活環境が変わらない、引っ越し作業が不要といったメリットがあります。
ただしリースバックの場合、売却価格が相場よりも低くなりやすいので、高値で売却したい方は注意が必要です。
また、売却後は自宅を賃貸物件として借りることになり、毎月家賃が発生します。
本来であれば近隣の相場にあわせて家賃を設定しますが、リースバックの家賃は買取額に応じて決まります。
買取額が高ければその分家賃も高くなるので、売却後の資金計画はしっかり立てておくようにしましょう。

リバースモーゲージ

リバースモーゲージは自宅を担保にした融資制度の一種で、老後資金を確保するために活用されるケースが多いです。
具体的には、自宅を担保に金融機関から融資を受け、自宅に住み続けながら毎月利息のみを支払います。
そして契約者が死亡したあとに担保となっていた自宅を売却し、そのお金で元本部分を返済する仕組みです。
すぐにまとまった資金を得られる点がメリットですが、金利変動や評価額低下のリスクもあります。

不動産会社による買取

買取とは、不動産会社が直接土地や建物を買い取ることです。
はじめから売却相手が決まっているため、仲介のように売れ残る心配もありません。
不動産会社と条件が合えば、早くて3日、遅くても1週間程度で現金化することが可能です。
ただし買取の場合、仲介で売却するよりも3割ほど売却価格が低くなる傾向にあります。
売却価格が低くなる理由は、不動産会社が買い取った物件にリフォームなどを施し、個人に向けて再販売するためです。
その際にかかるコストを考慮したうえで売却価格を決めるため、仲介に比べるとどうしても価格が低くなってしまいます。

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不動産を現金化するまでにかかる期間は?

不動産を現金化するまでにかかる期間は?

不動産を現金化する方法は複数ありますが、ほとんどの方が不動産会社に仲介を依頼します。
しかし現金化を急いでいる場合は、仲介ではなく買取を依頼したほうが良いケースもあります。
どの売却方法がご自身に適しているのかを判断するためにも、それぞれに必要な期間と流れを理解しておきましょう。

仲介では3〜6か月ほどの期間がかかる

仲介では買主を探す必要があるため、物件を引き渡すまでに3〜6か月ほどの期間がかかります。
とはいえこれはあくまでも目安なので、物件の状態や立地などによっては1年以上かかるケースもあります。
仲介における不動産売却の流れは以下のとおりです。

  • 不動産会社に査定を依頼する
  • 不動産会社と媒介契約を結ぶ
  • 売却活動をおこなう
  • 買主と売買契約を結ぶ
  • 物件を引き渡して売却代金を受け取る

上記のなかでもっとも時間を要するのが、買主を探すための売却活動です。
基本的に売却活動は不動産会社がおこないますが、早期売却を目指すには売主も積極的に関わることが大切です。
内覧時には売主にしかわからない物件の魅力を伝えるなどして、買主の購入意欲を高めて成約へ繋げましょう。

買取では最短3日〜1週間程度で現金化が可能

物件を不動産会社に売却する場合、3日から1週間程度で現金化できます。
買取による不動産売却の流れは以下のとおりです。

  • 不動産会社に査定を依頼する
  • 条件交渉をおこなう
  • 不動産会社と売買契約を結ぶ
  • 物件を引き渡して売却代金を受け取る

買取では個人の買主を探す必要がないため、少ないステップで売却が完了します。
高値で売却したい方は仲介、現金化を急いでいる方は買取のように、状況に合わせて判断すると良いでしょう。

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不動産を現金化したあとも住み続ける方法とは

不動産を現金化したあとも住み続ける方法とは

不動産を現金化すると、当然ながら自宅を手放すことになるため引っ越しが必要です。
しかしリースバックであれば、不動産を現金化したあとも継続して同じ家で生活できます。
さらに契約次第では、売却した不動産を将来買い戻すことも可能です。
ここからは、リースバックの仕組みと買い戻しについて解説します。

リースバックの仕組み

リースバックは不動産を活用した資金調達方法の1つであり、さまざまな用途で活用されています。
具体的な流れとしては、まず不動産会社に自宅を売却して売却代金を受け取り、同じ不動産会社と賃貸借契約を結びます。
その後は家賃を支払い続けることで、そのまま自宅に住み続けられるという仕組みです。
リースバックで受け取るお金は自宅の売却代金であり、金融機関から借りたお金ではありません。
そのためお金の使い道に制限がなく、ローンの返済や子どもの進学費用、事業資金など幅広い用途で活用できます。
引っ越しが不要なため手間やコストがかからず、また生活環境を変えずに生活できるといったメリットがあります。
子どものいるご家庭は、学区や交友関係を変えずに済むため、引っ越しに伴う精神的ストレスも軽減できるでしょう。

契約によって買い戻しができる

リースバックの契約次第では、1度売却した自宅を将来買い戻すことも可能です。
物件を買い戻す方法には「買い戻し(売買予約)」と「買い戻し特約」の2種類があります。
買い戻し(売買予約)は、売主と不動産会社との間で再売買の予約をし、将来自宅を買い戻す方法です。
一方で買い戻し特約とは、売主が売買代金および契約の費用を買主に返還することで売買契約を解除し、自宅を取り戻す方法です。
買い戻し特約は売買契約を結ぶ際に付加する必要があるため、契約を結ぶ段階で不動産会社に相談するようにしましょう。

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まとめ

不動産を現金化する方法は仲介による売却だけでなく、買取やリースバック、リバースモーゲージなどさまざまな方法があります。
すぐにまとまった資金が欲しい場合は買取、高値で売却したい場合は仲介など、状況に応じた方法を選ぶと良いでしょう。
墨田区の不動産売却なら株式会社アリトスへ。
不動産売却だけではなく、土地活用のご提案も可能です。
税理士・弁護士と連携し、スムーズにお客様の問題を解決していきますので、お気軽にお問い合わせください。


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